コンディション　★★★★☆　EXCELLENT　

ファイヤーキング　サファイアブルー　フィルビー　キャセロール　タブ　ハンドル
---Fire-King Sapphire Blue PHILBE Casserole Tab Handles---


サファイアブルーにフィルビー独特の美しいエンボス模様が施されたキャセロール。
ディプレッショングラス特有の美しさと可憐さを楽しめます。

一人用にちょうどいいサイズです。
オーブン料理もお洒落に楽しめますよ。
サイドディッシュを入れてもいいですね。

残ったらそのまま冷蔵庫に。

どんなシーンにも活躍してくれそうです。

*ガラスのフィルビーは繊細です。
急激な温度変化（冷蔵庫→オーブンや電子レンジ）は避けたほうが良いと思います。
室温に戻してからにしてあげてください。

*アメリカ国内ではこのフィルビーのコレクターが多く、非常に入手が困難です。
レア度は年々高くなっており、フィルビーの中でもチップなどが無い美品は大変希少です。


サイズ　直径　12ｃｍ、　高さ　（蓋を含んで）約7ｃｍ



★★刻印★★
あり：初期レア刻印（1940年台初期〜1940年台中期）

★★コンディション★★
チップはありませんが、経年によるクラックが多少あります。
使用には問題ありません。

使用感はあまり無く、ツヤは完璧。
とても綺麗に保存されていた美品です。


サファイヤブルー・フィルビー
コレクターの間で非常に人気の高いフィルビー（PHILBE）模様。
ガラスに施されている物は、アメリカで一時期に生産されていたディプレッショングラス（Depression Glass）の種類に入ります。

他にはピンク、グリーン、透明のガラスに施されたフィルビーがあり、
ディナーウェアーなどは製造されていた期間もたった1年しかなかったので、全体的に製造数は非常に少なかったようです。
本場アメリカ国内でも目にする機会はとっても少なく、レア度はうなぎ上り。
ジェダイも人気がありどんどん数が少なくなっていますが、フィルビーもかなりの入手困難品です！
アメリカのコレクターの間では「目にしたらとにかく入手すること！」と言われています。

フィルビーという名前は後に付けられたニックネーム。
アンカーホッキング社で働き、ファイヤーキングの歴史保存に貢献した Philip Bee　氏に敬意を表して名づけられました。


ディプレッショングラス
アメリカで1929年に始まった大恐慌（グレート・ディプレッション）時代にディプレッショングラス（ガラス）は誕生しました。
失業者が街にあふれ、とにかく景気が悪かった時代。
そんな時代を元気づけるように、色々なガラス製造の会社が無料、もしくは低価格で市場に出したのです。
透き通るガラスにエンボス加工を施し、色はピンクやブルー、グリーンにローズと多種にわたりました。
映画を見に来たお客さんにフリーで配ったり、時には食品のおまけとして。
主婦が簡単に買える様にスーパーやディスカウント店で非常に安い値段で売られました。
そんな背景のあるガラス食器ですが、70年以上経っても未だに世界中のコレクター達をひきつけています。




皆様がチェックしやすいよう、コンディションを出来る限りお伝えするようにしておりますが、見落としについては御容赦くださいませ。
ご質問等ありましたら気軽にお問い合わせください。



ファイヤーキングはビンテージ商品です。
ほとんどの商品がセカンドハンドです。